【初心者向け】UiPathによるRPA実装21 アプリケーションへのログイン自動化とワークフローの整理

前回の記事では、経費申請アプリケーションへのログイン画面における、ユーザIDとパスワード入力の自動化まで行いました。

今回はその続きとして、ログインボタンを押して次の画面に遷移するところの自動化を行いたいと思います。また、作成中のワークフローの今後のメンテナンス性を向上させるため、ワークフローの整理を行います。

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ログインボタンクリックの自動化

さて、さっそく作業に取り掛かりましょう。

まずはUiPathを立ち上げて、前回まで作業していたプロジェクトファイルを開きます。また、経費申請アプリケーション画面も開いておいてください。

次に、UiPathの「Recording」→「Basic」→「Click」を選択し、経費申請アプリケーションログイン画面の「ログイン」ボタン中央付近をクリックします。クリック後は「Save & Exit」ボタンでクリック操作を保存します。

なお、クリック操作のレコーディングについては前回の記事にて紹介していますので、詳細な手順を忘れてしまった方はこちらもご参照下さい。

前回までの記事では、1つテーマを設定して、それを解決するための処理を徐々に自動化していくことで、UiPathの使い方を紹介しました。 ...

さて、上記作業を行うことで、Recording Sequenceボックスが新たに追加されます。これを前回まで作成したフローに接続すれば、ログイン処理は一通り動くようになりますが、ワークフローを整理し、一目で何が行われるフローなのかが分かるようにしましょう。

ワークフローの整理

ワークフローの整理に特段ルールがあるわけではありませんが、今回は、現在「Recording Sequence」として作成されている3つのSequence(ユーザID/パスワードの入力とログインボタンのクリック)を1つのSequenceにまとめ、名前を”ログイン”にしたいと思います。

まずは2つ目のSequence(パスワード入力)をダブルクリックで開きます。その中に登録されている2つのボックス(ClickとType password)がありますので、ctrlキーを押しながら2つをクリックし、両方を選択します。そして、「ctrlキー + c」でこれらボックスをコピーします。

続けて、上部の「Main」と書かれている箇所をクリックし、Mainワークフローに戻ります。

さらにMainワークフロー上で、1つ目のSequenceを開いてください。続けて「Ctrlキー + v」と押すと、Sequence内の最後に先ほどコピーした2つのボックスが貼り付けされます。

同じ手順で、3つ目のSequence内の処理(ログインボタンのクリック処理)も1つ目のSequenceにコピーしましょう。

最後に1つ目のSequence名を”ログイン”に変更して、コピー元の2つのSequenceを削除すれば、ワークフローの整理は完了です。

テスト実行

それでは、上部の「Run」ボタンを押して、組み立てた処理を実行してみましょう。

以下のように経費申請画面が表示されれば、自動化は成功です。

終わりに

今回の記事では、ボタンのクリック処理とワークフロー整理の基本的なやり方について説明しました。

次回は、表示された経費申請フォームに対するExcelデータ貼り付けの自動化方法を紹介したいと思います。