【初心者向け】UiPathによるRPA実装13 取得したWebサイトデータのCSV出力

前回は取得したGoogle検索結果の一部を、UiPathのウインドウに表示するという処理を自動化してみました。

ここで、当初設定したテーマをもう一度思い出してみましょう。目的は、Googleでキーワード検索した結果を出力するだけではなく、その結果を上司に報告することでしたね。とすると、UiPathウインドウへの文字出力だけでは目的を達成したとは言い難いと思います。

そこで、上司へきちんとした形式で報告できるよう、結果をCSVファイルに落とし込んでみたいと思います。

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CSV/Excel用パッケージの導入

さて、UiPathにはCSV/Excelファイルを扱うための専用Activityが存在しますが、デフォルトでは導入されていません。そのため、まずはこれらを導入するところから始めましょう。

こういったデフォルトではインストールされていないActivityを使うためには、「Manage Packages」という機能により、関連するパッケージをダウンロード/インストールする必要があります

パッケージをインストールするため、まずはUiPathウインドウ左側のActivitiesペインの右上のボタンを押します。

すると、Manage Packagesというタイトルのウインドウが表示されます。

画面左側の「Available」→「All」を選択した後、上部の検索欄に”excel”と入力して下さい。検索の結果”UiPath.Excel.Activities”というパッケージが表示されますので、「Install」ボタンを押します。

パッケージのインストールが開始し、以下のようにチェックマークがついたらインストールは完了です。右上の「×」を押して画面を閉じ、CSVファイルへの出力処理の自動化を行っていきましょう。

CSVファイルへの出力処理自動化

変更箇所の確認

さて、自動化を進める前に、これまで作成してきた自動化処理のどこを変更すべきか、改めて確認しておきましょう。

以下の画像はこれまで作成してきた処理の全体像です。

Google検索結果をDataTable型のVariableである”ExtractDataTable”に格納するまで、つまり、”Recording Sequence”ボックスまでは、検索結果をUiPathのウインドウ内に出力する場合でも、CSV出力する場合でも必要な共通処理ですね。

逆に、赤枠で括った「For each row」Activityを書き換えてやれば良さそうです。

ということで、さっそくCSV出力を行うためのActivityに置き換えてやりましょう。

CSVファイルへの出力

さて、DataTable型のデータを簡単にCSVに出力する方法があります。それは、「Write CSV」というActivityです。

これを使う前に、まずはFor each rowのボックスを削除しましょう。以下のように非常にすっきりした構成になりますね。

次にWrite CSV ActivityをRecording Sequenceの下にドラッグ&ドロップします。手順はこれまでのやり方と全く同じです。

あとはこのWrite CSVのボックスに必要事項を埋めていきましょう。

まず、上段には出力するCSVファイルの名前を指定します。ここでは、”Google検索結果.csv”と入れておきます。文字列ですので、「 ” 」 で囲うのを忘れないように気を付けて下さい。なお、今回の例のようにフォルダパスを指定しない場合は、プロジェクトフォルダ内にファイルが作成されます。

次に下段には、出力対象とするData Table型のVariableを指定します。今回の例では”ExtraDataTable”でしたね。こちらはVariableですので、( ” ) では囲わないように注意してください

テスト実行

これでCSVファイルへの出力準備は万端ですので、UiPathウインドウ上部のRunボタンを押して、ここまでの処理を実行してみましょう。

無事に稼働しましたら、プロジェクトフォルダ(今回の例では”sample02″フォルダ)にCSVファイルが出力されているはずですので、ファイルをExcelで開いて中身を見てみましょう。

確かにデータは出力されているものの、見た目が。。。というところですね。

終わりに

今回までの記事で、Google検索結果をCSVファイルとして吐き出すところまでの処理は自動化できました。が、このファイル他の人に見せるためには、もう少し見栄えを整えたいですね。

ということで、次回はこのCSVファイルの見た目を整えるという作業を自動化していきたいと思います。