【初心者向け】UiPathによるRPA実装7 まずはUiPathに触れてみよう

下準備がずいぶん長くなってしまいましたが、今回からUiPathの使い方を紹介していきたいと思います。

今回は「まずは触れてみよう」ということで、メッセージを表示するだけの簡単な自動化プログラムを作成することにより、UiPathを用いたプログラミング作業のイメージをつかんで頂ければと思います。

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UiPathの起動とプロジェクトの作成

まずは導入したUiPathを起動しましょう。Windowsメニューを選択して表示されるプログラム一覧から、UiPathを選択します。

すると、以下のウインドウが開かれますが、「Continue Free」を選択して先に進めます。なお、このウインドウは、今後UiPathを起動するたびに表示されますが、毎回「Continue Free」を選択すれば問題ありません。

次に、構築していくプログラムの入れ物となる「プロジェクト」を作成します。UiPathにはプロジェクトのひな型がいくつか用意されており、それを選択することで多少効率的にプログラムを作成していくことが可能です。

ここでは「Blank」を選択して、まっさらの状態からプログラムを構築していくことにしましょう。

続いて、「プロジェクト名」、「プロジェクトフォルダの場所」、「プロジェクトの説明」を入力します。プロジェクトフォルダは、デフォルトでは、”C:\Users\ユーザー名\Documents\UiPath”内に作成されますが、場所を変更することももちろん可能です。

ここでは、プロジェクト名を”sample01″として、それ以外はデフォルトの状態で「Create」ボタンを押し、プロジェクトを作成しましょう。

すると、以下のようなウィンドウが表示されます。ここからプログラムを作成していきます。

「Message Box」によるポップアップメッセージの表示

まずは、プログラム作成のはじめの一歩としては定番である、”Hello World!”を表示させるプログラムを作成してみましょう。

ウインドウ左側に「Activities」と書かれた箇所があると思いますが、その下のボックスに”message box”と入力します。

すると、その下に「Message Box」という文字が表示されますので、これをウインドウ中央の「Drop activity here」と書かれた領域にドラッグ&ドロップします。

こうすることにより、「Message box」と書かれたボックスがウインドウ中央に表示されます。なお、このようなボックスを「Activity」と呼び、処理を行う最小の構成要素になります。「Message box」Activityは、文字列をポップアップとして表示するActivityです。

UiPathでは基本的にこのようなActivityを複数つなげていくことにより、自動化プログラムを作成していくことになります。

さて、次に表示させたい文字列である”Hello World!”を、「Message box」Activityに指定しましょう。

そのためにはボックス中央のブランク欄にこの文字列を入力します。なお、UiPathでは文字列を指定する場合、文字列をダブルクオーテーション ( ” ) で囲う必要がありますので、ご注意下さい。

さて、ここまでの作業が終わりましたら、実際にこのプログラムを実行してみましょう。実行するためには、画面上部にある「Run」と書かれた緑の三角ボタンを押して下さい。もしもこのボタンが表示されていない場合は、その上のタブのうち、「DESIGN」が選択されているか確認して下さい。

「Run」ボタンを押した結果、”Hello World!”と記載されたポップアップが表示されたら、プログラムは正常に作成されています。「OK」ボタンを押して、UiPathのウインドウに戻りましょう。

「Write line」によるコンソールへのメッセージ出力

さて、ここまでポップアップによるメッセージ表示の方法について紹介しましたが、UiPathにはその他にも、指定したメッセージを表示するActivityがあります。

ここでは「Write line」Activityというものを使って、ポップアップではなく、UiPathの元のウインドウ内にメッセージを表示するやり方を紹介します。

まずはメッセージを表示する欄を表示させましょう。UiPathウインドウの下部に「Output」と記載された箇所がありますが、ここをクリックします。

すると、「Output」と書かれた領域が表示されます。ここに「Write line」Activityにより出力される文字列が表示されることになります。

なお、「Output」領域ですが、ウインドウサイズを変えたりした際に、また非表示になってしまったりします。それを避けるため、この欄の右上にあるボタンを押してピン止めしておきましょう。

さて、それでは「Write line」Activityを使ってメッセージを表示してみましょう。使うアクティビティが異なるだけで、手順は先ほどと全く同様です。

ウインドウ左側のブランク欄から「Write line」を検索して、中央の領域にドラッグ&ドロップします。ボックスが中央に表示されたら、表示したい文字列を入力して、ウインドウ上部の「Run」ボタンをクリックします。

すると、今度はOutput欄にメッセージが表示されました。

うまく動きましたでしょうか。

さて、次回以降は少し具体的なテーマを設定し、それを解決するためのプログラムを少しずつ作成していくことにより、UiPathの使い方を徐々に説明していきたいと思います。