【初心者向け】KivyによるWindowsアプリ作成2 Kivyの導入

前回の記事では、Minicondaを導入することによってPythonによる開発/実行環境を構築するとともに、Kivyアプリを作成するための仮想環境を構築しました。

今回はこの仮想環境上にKivyを導入していきたいと思います。また、導入がうまくいったかを確認するため、Kivyのサンプルアプリを実行してみます。

なお、インストール手順は基本的にKivy公式サイトの説明に沿って進めます。

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Kivyの導入

パッケージ管理コマンドpipについて

さて、KivyをインストールするためにはKivy本体の他、依存関係にあるパッケージを導入する必要がありますが、Pythonでは、ライブラリ管理に用いられるコマンドとして、前回紹介したconda以外にもpipというものがあります。

condaとpipの使い分けについて、condaはpipに比べて仮想環境構築もできたりと高機能ですが、pipでインストールできてcondaにはインストールできないパッケージもあります。

したがって、パッケージをインストールする際には基本的にはcondaを使用し、condaでサポートされていないパッケージについてはpipでインストールするという使い方が良いでしょう

なお、公式サイトのインストール手順では各種パッケージの導入にpipが利用されていますので、本記事でもcondaは利用せずpipを利用します。

Kivyと依存パッケージの更新/インストール

それでは、必要なパッケージの更新と導入に移りましょう。

まずはAnaconda Promptを立ち上げ、kivy環境に入ります。

>activate kivy

(kivy) >

次にpipを使って、既存パッケージをアップデートします。pipによりパッケージをアップデートするためには、「pip install –upgrade パッケージ名」と入力します。パッケージ名のところは、スペースで区切ることにより、複数のパッケージを指定することができます。

(kivy) >pip install --upgrade pip wheel setuptools

続いて、Kivyの前提となる依存パッケージをインストールします。pipによるパッケージのインストールは「pip install パッケージ名」で行います。アップデートと同様、パッケージは複数選択することができます。

(kivy) >pip install docutils pygments pypiwin32 kivy.deps.sdl2 kivy.deps.glew

なお、公式サイトの説明によると、権限エラーによりインストールに失敗することがありますが、その場合、管理者権限でAnaconda Promptを立ち上げ、再度インストールを行えば成功するようです。

さらに、kivy本体とサンプルアプリをインストールします。

(kivy) >pip install kivy kivy_examples

これで必要なパッケージの導入は完了です。

サンプルアプリの実行

それでは、Kivyが正しく動くことの確認のため、サンプルアプリを実行してみましょう。

なお、下記で指定している長いパスのうち、「C:\Users\user\Miniconda3」の箇所はMinicondaのインストールディレクトリです。お使いの環境に合わせて書き換えてコマンドを実行してください。

(kivy) >python C:\Users\user\Miniconda3\envs\kivy\share\kivy-examples\demo\showcase\main.py

Kivyが正しく導入されていれば、下図のウインドウが立ち上がります。

終わりに

今回はKivyの導入からサンプルアプリ実行までの手順を紹介しました。

次回はプログラムを作成するためのエディタを導入し、簡単なプログラムを作成してみたいと思います。

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