仮想通貨マイニング/機械学習用のPCを自作してみた(BIOS設定/OS導入編)

今回の記事では、前回構築したハードウェア上で、ソフトウェア周りの構築/設定を行っていきます。

本当は、BIOSの設定からマイニングを開始するまでの流れは一通りを書きたいと思っていたのですが、BIOS設定に想定以上の時間がとられてしまいました。そのため、今回はOSのインストールまでを対象とし、インストール後からマイニング周りの環境構築については、次回書いていきたいと思います。

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OSの選定

さて、現時点で採用し得るOSは、マイニング目的だけを考えた場合、大きく分けてWindows、Linux、マイニング専用OSの3パターンがありそうでした。

そこで、まずは機械学習に使えない専用OS以外の2パターン毎に簡単にPros and consをまとめた上で、どれを採用するか決めることにしました。

Windows10 Linux (Ubuntu  16.04 LTS)
Pros ・Web上で確認できる事例が豊富
・操作が分かりやすく、簡単に使える
・機械学習可能
・高いパフォーマンスが期待できる
・無料
・機械学習可能
Cons ・パフォーマンスはLinuxよりやや落ちる
・OS代として少なくとも1万円前後の費用がかかる
・Windowsと比較して、やや使い易さ/事例に欠ける

使いにくさを克服できれば、パフォーマンス/コストの面からLinuxに分がありそうです。

個人的にLinux操作に抵抗感はありませんので、今回はUbuntu 16.04 LTSを採用することにしました

BIOSの設定

今回、ここでかなりハマりました。

一応、選定したマザーボードのメーカーであるGigabyte社のWebサイトに、マイニング用途でのBIOS設定方法が紹介されています。

しかしながら、私の環境で指示通りに設定を行うとSSDを認識せず、OSのインストールができないという事象に見舞われました。

以下に、ひとまずOSのインストールまで行うことができたBIOS設定方法をまとめておきますので、ご参考下さい。

BIOSアップデート

①普段使っているPCでGigabyte社のサポートページに行き、使用しているマザーボードを選択の上検索

②BIOSの一覧画面から、BIOS最新版(F23)をダウンロード

③ファイルを展開し、その中の「H110D3A.F23」というファイルだけを、予めFAT32で初期化しておいたUSBメモリにコピー

④USBメモリを、挿した上で作成したPCを起動し、BIOSに入る。(BIOSへは、起動中に「DEL」キーを押すことで入ることができます。)

⑤「F8」キーを押して、「Q-Flash」メニューを立ち上げ、「Update BIOS From Drive」を選択

⑥先ほどUSBに保存したファイルを選択して、OKを押す

これで、しばらく待つとBIOSが最新化されます。

BIOSの設定

①BIOSを起動し、「Save & Exit」タブの「Load Optimized Defaults」を選択してBIOS設定を初期化

②「Peripherals」タブから「Initial Display Output」を選択し、画面表示に使うアダプタをPCIe 1 Slot(GPU)からIGFX(オンボード)へ切り替え

③「Save & Exit」タブから「Save & Exit Setup」を選択し、変更内容を保存

先ほど紹介した、Gigabyte Webサイトでの紹介内容とやや異なる設定となりますが、最も大きな違いは、「Mining Mode」の設定が、OnではなくOffになっている点です。

ここが最もハマったところで、私の環境ではここをOffにしないと、SSDをBIOSが認識してくれませんでした。設定をOffにすることのデメリットは、Webの情報によるとGPUを3台までしか認識しないという点のようですが、今はまだ1台しか接続していませんし、その時になったら改めて考えたいと思っています。

Ubuntu 16.04 LTSインストールディスクの準備とインストール

今回、PCにDVD等のドライブを付けていませんので、OSのインストールは少し工夫する必要があります。

私は、先ほどBIOSのアップデートに使ったUSBメモリをフォーマットの上、その中にインストールディスクを作成し、それを用いてUbuntuをインストールしました。

①Ubuntu 16.04 LTSのISOファイルをUbuntu Japan Teamのサイトからダウンロード。なお、ファイル名を見て、「Intel版が無いよ?」と思われるかもしれませんが、ファイル名にamdと書かれているもので全く問題ありません。

②ISOからUSB起動ディスクを作成するためのツール、「UNetbootin」を公式サイトからダウンロード

③ダウンロードしたUNetbootinの実行ファイルを起動し、ダウンロードしたISOファイルとディスク作成先のUSBを指定し、OKボタンを押す

しばらく待って、ウインドウが以下のような表示になれば、インストールディスクの作成は完了です。(処理が完了しているのかしていないのか、少し分かりづらい表示ですね。)

あとは、このUSBメモリからPCを起動し、インストールを行っていくだけです。Ubuntuのインストール方法はググればたくさん出てきますので、ここでは割愛します。

ちなみに私は、すべてデフォルト設定のままインストールしました。

終わりに

今回はBIOSの設定とOSのインストールまで行いました。BIOSの設定については、なんとなく最適化の余地があるような気もしますが、使っていく中で徐々に調べて、機会を見つけてご紹介したいと思います。

さて、次回は今回紹介できなかった、このPCを使って実際に仮想通貨のマイニングを行えるところまでもっていきたいと思います。

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