【初心者向け】Zaif API×Pythonでプチフィンテック2 Minicondaの導入

今回と次回の2回にわたり、自動取引botの開発を行うための環境を整備していきます。

今回はまず、「Miniconda」というPythonによる開発を行うためのソフトウェアをWindows上に導入します。

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Minicondaとは

Minicondaを導入する前に、簡単にMinicondaとはどのようなソフトウェアなのか、紹介しておきたいと思います。

Pythonでプログラムを書く場合、Pythonで書かれたコードを実行するためのPythonインタプリタと呼ばれるソフトウェアがお使いのPCに入っていなければなりません。しかしながら、インタプリタだけが入っていれば良いかというと、そういうわけではありません。

なぜなら、通常Pythonで作るプログラムは、「ライブラリ」と呼ばれる「よく使う機能」を集めたパッケージを組み合わせて作ることが一般的で、この「ライブラリ」は基本的にはPython本体とは別に導入する必要があるからです。

この「ライブラリ」には、非常に多くの種類があるのですが、使いたいライブラリをゼロから選んで1つ1つ導入するのもかなり手間な作業です。

ここで使うのが「Miniconda」というパッケージです。

MinicondaはPythonインタプリタ本体に加えて、よく使われるライブラリ群もひとまとめにしたパッケージです。ですので、Pythonでプログラミングを始めるためには、このMinicondaを導入するのが手軽でよいでしょう。

なお、同様のパッケージにAnacondaというものもあります。こちらはMinicondaと比較して、より多くのライブラリが初めから含まれています。

しかしながら個人的に、使わないライブラリが大量にPCに存在するのことを気持ち悪く感じてしまうこともあり、本シリーズではMinicondaを導入の上、足りないライブラリは都度追加で導入する形で進めていきます。

Minicondaの導入

それでは、PCにMinicondaを導入していきましょう。

まずは、Minicondaの公式サイトを開きます。

ページの上部にダウンロードリンクがありますので、Python3.6のWindows64ビット版インストーラをダウンロードします。もしも32ビット版のWindowsをお使いでしたら、32ビット版インストーラをダウンロードして下さい。

補足ですが、現在Pythonには、バージョン3系とバージョン2系の2つが存在しており、これら2つのバージョン間には言語仕様上互換性のない機能が存在します。現在の主流は3系であり、2系は今後廃止になる予定(2020年に公式サポートが打ち切られる予定)ですので、特にこだわりがなければ3系であるPython 3.6をダウンロードして下さい。

さて、ファイルがダウンロードできましたら、ファイルを起動します。起動後に表示されるウィンドウにて、「Next」を押して先に進みます。

続いて、Minicondaのライセンス条項が表示されます。内容を確認の上、「I Agree」ボタンを押して先に進みます。

次に、Anacondaを自分だけで使うか、お使いのPCに登録されている全てのユーザが使えるようにするかを選択します。ここでは自分だけが使うという想定のもと、「Just Me」が選択されたデフォルトの状態で「Next」ボタンをクリックします。

次は、Minicondaを導入するフォルダの指定に移ります。特に理由がない限りは、デフォルトのままでよいでしょう。「Next」ボタンで先に進みます。

次の画面では、詳細なインストールオプションの選択を行います。

項目は2つありますが、1つ目はインストールするインタプリタ等プログラムの実行パスを通すか、そして2つ目は、Pythonファイルを開くデフォルトのプログラムとしてMinicondaを使用するかどうか、という内容です。これら両方ともチェックを付け、「Install」ボタンを押します。

なお、1つ目の項目にチェックを入れると、赤字で注意書きが表示されますが、お使いのPCに既に3.6以外のバージョンのPythonを入れていない限り問題にはなりません。

「Install」ボタンを押すことにより、Minicondaのインストールが始まります。

インストールが完了しましたら、「Next」ボタンを押して、先に進みます。

すると、以下の画面が表示されます。2つある項目にチェックを付けるとMinicondaについて追加的な情報を見ることができますが、ここでは両方ともチェックを外して、「Finish」ボタンにより導入作業を終了します。

稼働確認

それでは、Minicondaが正しく動作するか、確認してみましょう。

まずはコマンドプロンプトを開きます。コマンドプロンプトは、Windowsスタートメニュー内の「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」を選択することにより開くことができます。

コマンドプロンプトが開きましたら、「python」と入力してエンターキーを押します。するとPythonインタプリタの対話モードに入ります。このモードでは、Pythonに対するコマンドを入力すると、すぐに処理が行われて、結果がコンソールに返されます。

対話モードに入りましたら、「print(‘Hello World!’)」と入力し、エンターキーを押します。すると、すぐに「Hello Wrold!」という文字列がコンソールに表示されます。

> python ←これにより対話モードに入る
>>> print('Hello World') ←対話モードにて、print関数(与えた文字列をコンソールに表示する)を入力
Hello World! ←文字列が表示される

ここまでの動作が確認できましたら、Minicondaは正常に導入されています。

なお、対話モードから抜けるためには、「exit()」と入力します。

>>> exit()
> ←対話モードから抜け、通常のコンソール表示に戻る

終わりに

botを作成するための環境構築の第一歩として、今回はMinicondaのインストール方法を紹介しました。

これで開発を進めることは可能なのですが、開発を効率的に進めるためには、専用の開発環境ソフトウェアも併せて導入することが望ましいです。

そこで次回は、PyCharmというPython用の開発環境ソフトウェアを導入していきます。

カテゴリ:フィンテック
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