【初心者向け】AWS上でのブログシステム構築13 インスタンスのバックアップとリカバリ

さて、今回は作成したインスタンスのバックアップとリカバリ方法について紹介したいと思います。

構築したブログシステムに今後記事を投稿していく場合、せっかく書き続けた記事がシステム障害等何かの拍子に無くなってしまったら、目も当てられないですよね。

バックアップ方法とリカバリ方法を知っておくとともに、定期的にバックアップを取っておくのがよいかと思います。

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バックアップ方法

バックアップの取り方にはいくつかの方法がありますが、AWSでは「スナップショット」という、簡単にインスタンスを丸ごとバックアップする方法があります。そこで、本記事ではこのスナップショットによるバックアップ取得方法について紹介したいと思います。

まずはサービスの一覧から「EC2」を選択し、画面左のメニューから「スナップショット」を選択します。そこで表示される画面上の「スナップショットの作成」ボタンを押します。

次に表示される画面で必要事項を記入していきます。「ボリューム」には、バックアップを取りたいインスタンス(の実体であるボリューム)を選択しますが、ボリューム欄をクリックすると作成済みのインスタンス一覧が表示されるので、そこから選択するのが簡単でよいでしょう。

また、「名前」には任意のスナップショット名を付け、いつ、どんな目的で取得したかなどの説明を「説明」欄に記入します。スナップショットは今後複数取ることになるかと思いますので、名前についてはルールを決めておくとよいでしょう。(私の場合は、「取得日-その日何番目に取得したのか」という命名ルールを設定しています)

入力が終わったら「作成」ボタンを押すことにより、スナップショットが作成されます。

リカバリ方法

それでは次に、取得したスナップショットからリカバリする方法を説明します。

スナップショットからボリュームの作成

まずはスナップショットから、インスタンスの実体となる「ボリューム」を作成します。

スナップショット一覧からリカバリ対象としたいものを選び、右クリックの後「Create Volume」を選択します。

作成するボリュームに関する設定画面が表示されますが、ここでは画面最下部の「Tag Editor」の「Key」の欄に”Name”を、そして「Value」欄にインスタンス名を入力します。ここでは以前インスタンスを作成したときに付けた名称である”Server”と入力します。

入力が終わったら、「Create Volume」ボタンを押します。

すると、ボリュームの作成が完了したことを示す画面が表示されますので、「Close」ボタンを押します。

作成したボリュームからのリカバリ

まずは、起動しているインスタンスを停止状態にします。

サービスの一覧から「EC2」を選択し、左側のメニューより「インスタンス」を選択します。そして表示されるインスタンス一覧より停止したいインスタンスを選択し、右クリック⇒「インスタンスの状態」⇒「停止」を選びます。

しばらく待つと、インスタンスが停止します。

次に、左側のメニューより「ボリューム」を選択し、ボリュームの一覧画面に移ります。このうち「状態」が”available”となっているボリュームは先ほどスナップショットから作成したもので、”in-use”となっているのはインスタンスで使用中のものです。

今からやりたいことは、作成した新しいボリュームをインスタンスに紐づけ、”in-use”状態にすることです。

まずは、”in-use”のボリュームをインスタンスから切り離します。状態が”in-use”のボリュームを選択し、右クリックから「ボリュームのデタッチ」を選択します。

すると、本当にデタッチしてよいかの確認画面が表示されますので、「デタッチする」ボタンを押します。

これで、もともとインスタンスに紐づいていたボリュームの切り離しが行われます。切り離し作業の完了を待ちつつ、新たに作成したボリュームをインスタンスへ紐づけましょう。

紐づけは切り離しと全く逆の作業を行います。

インスタンス一覧より新しく作成したボリュームを選択し、右クリックから「ボリュームのアタッチ」を選択します。

すると、ボリュームアタッチの設定画面が表示されます。

入力項目のうち、「インスタンス」はデフォルトのままで構いませんが、「デバイス」については”/dev/xvda”と入力しなければインスタンスが起動できませんので、注意ください。

入力が終わったら、「アタッチ」ボタンを押すと、インスタンスへの新ボリューム紐づけが完了します。

あとはインスタンス一覧画面から新ボリュームを紐づけたインスタンスを選択し、右クリックのメニューから起動するだけで、スナップショット取得時点の状態でインスタンスが立ち上がります。

いかがでしたでしょうか。バックアップとリカバリ方法を知っておけば、何か障害が発生した時も安心ですし、失敗覚悟で試してみたい操作があったとしても、すぐに元の状態に戻せるのでやりやすいですね。