【初心者向け】AWS上でのブログシステム構築4 固定IPアドレスの取得とSSHによるインスタンスへの接続

今回は、作成したインスタンスに外部からSSHという通信方法によりアクセスするための設定を行っていきたいと思います。

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Elastic IPアドレスの取得

IPアドレスとは、インスタンスに付与される住所のようなもので、インスタンスにアクセスするときにはこのIPアドレスを指定します。

また、IPアドレスには、VPC内からのアクセスに利用されるプライベートIPアドレスと、VPC外からのアクセスに利用されるパブリックIPアドレスの2種類があります。

さらに、IPアドレスには、インスタンスを立ち上げる都度、その時に空いているアドレスが流動的に設定されるものと、ずっと同じアドレスを使用できる固定IPアドレス (Elastic IP) があります。

ここでは、ElasticなパブリックIPアドレスを取得します。

まずはサービス一覧から”Elastic IP”を選択し、表示される画面中、「新しいアドレスの割り当て」ボタンを押します。

続いて表示される画面にて、「割り当て」ボタンを押します。

すると、以下画面のように、Elastic IPが取得できます。「閉じる」を押して、Elastic IPの一覧画面に戻ります。

インスタンスへElastic IPの関連付け

先ほど取得したElastic IPを利用してインスタンスへアクセスするためには、両者の紐づけが必要となります。

Elatic IPの一覧画面上、先ほど取得したIPが表示されていますので、それを選択し、「アクション」の中の「アドレスの関連付け」を選択します。

続いて表示される画面で、「インスタンス」に前回作成したインスタンスを、「プライベートIP」には、これまた前回指定した”10.0.0.10″を指定します。

なお、両項目とも、入力ボックス右の▼を押すと選択候補が出てきますので、そこから選択するのが簡単でよいでしょう。

入力が終わりましたら、「関連付け」ボタンを押します。

Elastic IPとインスタンスの関連付けが無事に終わりました。

SSHソフトウェアの導入

SSHで通信するためには、お手元のPCに専用ツールを導入する必要があります。Windowsをお使いの場合は、Tera TermやRLoginといったツールがメジャーでしょう。Macの場合は標準でインストールされているMacターミナルを使うことができます。

ここではRLoginを用いた方法を紹介します。

まずは、Nanno Home PageよりRLoginをダウンロードします。ページ中の”Soft Library”から、”rlogin.zip”をダウンロードして下さい。ダウンロードが終わったら、お好きな場所でファイルを解凍します。

RLoginによるインスタンスへの接続設定

RLogin.exeを開き、「ファイル」⇒「サーバに接続」を選択します。開かれるウィンドウで、「新規」ボタンを押し、接続設定に移ります。

設定は以下画面の通り行います。デフォルトから設定する項目はそれほど多くありませんが、一つずつ見ていきましょう。

①「エントリーコメント」:接続先毎に好きな名前を付けます。ここでは”Server”と記入します。

②「Server Address」:先ほど取得してインスタンスに紐づけたIPアドレスを記入します。

③「User Name」:インスタンスへアクセスする際のログインIDを指定します。今回インスタンスのOSとして選択したAmazon LinuxではデフォルトのログインIDは”ec2-user”ですので、それをこの項目に記入します。

④「SSH Identity Key」:IDときたらパスワードですが、AWSでは通常パスワードの代わりにインスタンス作成時に指定したキーペアを使用します。「参照(K)」ボタンを押してPCに保管したキーペアファイルを選択します。

以上を行い、「OK」ボタンを押すと、インスタンスへの接続設定は完了です。

インスタンスへの接続

では、いよいよ実際にインスタンスへSSHで接続してみましょう。

先ほど作成した接続先が表示されていますので、それが選択されていることを確認の上、「OK」を押します。

これで無事にインスタンスに接続することができました。

今回の記事は以上です。

次回以降はインスタンスへ接続の上、基本的な設定やソフトウェアの導入等を進めていければと思います。